会社を辞めると決めたら確認したい手続きと書きましたがもう迷ってる時点でも知識として持っていて欲しい手続きです。
もらえるお金があったりするので退職後の不安が少しでも軽くなると思います。
傷病手当
休業中に支給されるお金です。その会社で1年以上勤めていたら退職後も引き続き傷病手当を受給できます。
漢字からしてハードルが高そうですが期間も1年6ヶ月と長く、金額も今までのお給料の2/3ほどもらえるので条件に当てはまるのであれば是非手続きしていただきたいです。
筆者も受給いたしました。条件にはまらないと思っていっていましたが証明書を発行してもらえば後は簡単でした。
もらえる条件
- 業務外で病気や怪我をし仕事につけない
- 労働不能と判断される
- 連続する3日間を含み4日以上休業している
- 休業中給料支払いがないこと
雇用保険
こちらは場合によりですがほとんどの方が待機期間がありますので早急に手続きしましょう。
もらえる金額や期間は年齢や勤続年数で変わってきます。
上限はありますが、会社でもらっていた過去6ヶ月分の給料を1日あたりの平均額に換算して、その6〜8割くらいになります。
上記の傷病手当を受給する場合は、受け取りの延期の手続きをしましょう。
筆者も延期の手続きをして傷病手当を受給し終わった頃に受け取りの手続きをしました。
もらえる条件
- 雇用保険に1年以上加入している(会社都合の場合は6ヶ月)
- 再就職の意志があり、仕事をすることができる状態であること
- 就職先がまだ決まっていないこと
年金の切り替え
会社で厚生年金に加入していた方は国民年金への切り替え手続きが必要です。
健康保険の切り替え
国民健康保険に切り替えをする、もしくはこれまでの健康保険を任意継続するなどの手続きが必要です。
家族の社会保険の扶養に入ることも可能ですが、雇用保険、傷病手当を受けられる方は受け取る金額により扶養に入ることができないので確認が必要です。
最後に
退職を決めてからたくさん手続きがあるので圧倒されるかもしれませんが、ロボのように手続きを終わらせてください。
実際には退職届の提出、お世話になった方々への挨拶などここに書いてない細かな作業もあるので大変だと思いますが
手続きさえ終われば人生の小休止に入るのも良し。
早々にステップアップ、転職してもいいと思います。
苦労して、精神すり減らして、一所懸命に勤労した人には
休む期間、手当ても必要だと考えます。